都会で木を感じるー十津川村公園
関西ってどんな山があるの
全然知らないな。小学校の地理でもあまりやった記憶がない。高野山とかか。地理と言うより歴史だな。
初めて天王寺公園なるところにいってきました。
実は公園が好きだから、どんなところ何だろうと少しわくわくしながら足を運んでみたら、思っていたよりはるかに整備されていたし、コンビニやご飯屋さんもいっぱいあってちょっとびっくり。しかも「てんしば」というエリア(?)はその名の通り一面芝生。こりゃ気持ちよさそうだ。今日は一部養生中だから入るな ってなっていたけれど。
キャプ翼スタジアムっていろんなところにあるのな。新大阪にもあるし。
今日のお目当てはこのてんしばで企画されていたイベント、その名も「十津川村公園」。
十津川村公園 https://www.totsukawaforestry.jp/projects/park.html
十津川村は奈良県南部を占めるとても大きな村。天気予報でも奈良県は奈良と十津川という区分で出てくるくらい。日本で一番大きな村とのこと。そして村の面積の96%が森林であるというのもまたとない特徴。温泉とそばが有名なのかな。是非行ってみて。道路が異常に狭いところもあるから行くだけで疲れると思うけど。でも実際自然がきれいでかなりいいところ。熊野古道とかも近いし。
十津川村はかなり森の中ということもあり、人口は少ない。アクセスやそもそもの道路事情もあって外から人が引っ越しに行こうと思うようなところではないのかもしれない。悪く言うつもりはないけれど、実際あそこでの生活は慣れるまでもかなり大変だと思う。車がないと生きていけないし。
そんな十津川村を知ってもらおうと企画されている(多分)のが、この十津川村公園。村がほぼ森林で構成されていることもあり、木は伐って捨てるほどある(怒られる?)。その木を使ってちびっ子向けの遊具を作ったり、実際に丸太を伐ってみたり、といったことを企画し、都会の人たちにも村の良さを知ってもらおうというイベントです。ちびっ子が木製の滑り台やブランコで遊んでいたり、実際に本格的なのこぎりを使って丸太を伐ってみたり、かなり楽しそうに遊んでいるちびっ子たちがたくさんいて可愛かった見ているだけでも面白かった。大阪大学との研究に関する展示もありました。
十津川村はその豊富な森林資源を以て6次産業化を進めているとのこと。6次産業とは、農林水産業の1次、工業の2次、サービス業の3次から1×2×3=6次、すなわち1次産業から3次産業までを一括して請け負うもの、とのこと。私はてっきり1+2+3=6だと思ってた。
その6次産業プロジェクトの一端を担っているのが「KIRIDAS TOTSUKAWA」というお店。ここでは十津川村で伐採した木を加工し、家具や雑貨として販売しているお店。木製の名刺入れなんかも販売していたり。ここはカフェもやっており、この十津川村公園でも出店していました。
1杯400円。おいしかった。お菓子もあるよ。1つ300円。村の方のお店はちょっとした憩いの場になっていたり。今日はそこのオーナーさんとも少しおしゃべりしました。
一番の見世物は「チェーンソー・デモンストレーション」。村の森林組合の方がチェーンソーを使って大きな丸太を削る削る...。
これが
こうなって
こんなん
映ってしまったちびっ子とほぼ同じくらいの大きさなんですね。作成時間は30分なかったのでは。これをチェーンソーで作り上げてしまうんだから実にすごいの一言。ちなみにこれは本日2作目とのこと。
1作目はこちら。
目のところとかどうやってるんだろう。
というところで十津川村公園の紹介はこんなところ。木の可能性をこれでもか っていうくらいに伝えてくれたいいイベントだったと思う。十津川村の村おこし運動もここから活発になって元気な村になってもらいたいところですね。みんなも十津川村へ行こう。
Q. そもそも何で十津川村?
A. 村によく知ってる人間がいるからね。